2012年6月26日火曜日

第9回 プロトタイプ発表会


今日は情報プロダクトのプロトタイプ最終発表でした。
今回も富士通の板野さんをお招きし、計80人弱のレビューをしてして頂きました。





写真のように皆それぞれがモックを作成してきました。

【感想】

■自分の作品に気を使いましょう
 プロトタイプの段階ですが、一応今日は情報プロダクトの最終発表です。「人に見せる」ということを意識して作ると良いと思います。
 プロトタイプはプロトタイプでも自分の中で実験するためのモックではなく、今日は見せて説明するための道具でもあったはずなので、必ず「人に見せる」際はクオリティ高く作りましょう。
(スタイロ丸出し、紙がはがれている、ボロボロなど)

■コンセプトボードも作品の1つです
 以前の記事で「プレゼンは作品の1つに値する」という話を書いたと思いますが、コンセプトボードもその1つです。
 作品の一番近くに置くコンセプトボードは、その作品(製品)の内容を説明するものです。
 作品を文字にしたもの=作品と同じ/作品のイメージを表すものだと思います。


 今回は全員がコピー用紙で済ませていましたが、今回のような発表する場ではイラストボードやハレパネなどにコンセプトシートを綺麗に貼付けて展示すると見え方がもっと美しくなると思います。

2012年6月12日火曜日

第8回 コンセプト発表(後編)

今日も前回の続きで皆さんの進めてきているコンセプトとアイデアスケッチ、プロトタイプについて各グループごとに先生やTAと一緒に検討をしました。










【コメント】
今回は、前回に増してある程度コンセプトや形が決まってきた人もチラホラいました。実際にプリントしたものを画面として試している人やスタイロフォームでモデリングしている人もいました。実際の大きさで検討して制作する姿勢はとても良いと思います。その調子で次週も頑張ってください。


【次週の予定】
情報プロダクトの展示会を行います。


・展示方式について
1人が1つの机を使い、ラピッドプロトタイプと説明図を展示します。


説明図は、最低限テーマ、コンセプト、使い方、スケッチ、レンダリングの5つは入れるが、さらに各自が工夫して他の内容を付け足すなどのことをした方が良い。
また、わかりやすく、魅力的にデザインする。
特に字が小さくならないように注意し、誰もが見やすいようにする。


※各自3分程度で、作品を説明する。




・ラピッドプロトタイプについて
スタイロなどを使い、造形形状がわかるものを制作する。
場合によっては、材質感を表現し、アルミシートを貼るなどの工夫をする。
(原寸、立体、体験を感じることが出来るように!)


※特に画面の表示内容やスイッチなども入れる(ex:プリントした紙を貼る)→重要!




・発表資料について


1.テーマとタイトル(A4紙)
・発表者の名前と学籍番号
・提案するデザインを一行で言い表したタイトル文章
・誰が、どこで、いつ、どのようにうれしい提案であるか?
2.提案するデザインのコンセプトと特徴(A4紙)
・ユーザーにとって、これまでにない嬉しいことや特徴は何か?
・情報プロダクトに、これまでないどのような工夫や特徴は何か?
3.提案するデザインの使い方の説明図(A4紙)
・どのようにして提案するデザインを使うのか?
・使い方をわかりやすいように説明する図(ex:フロー図)
4.情報プロダクトのアイデアスケッチ(A4紙)
・代表的な手書きのアイデアスケッチ(3点)
・スケッチには、どのようなアイデアであるか文章で補足する。
5.情報プロダクトのレンダリング
・最終デザイン提案(1点)を魅力的に見せる。
・CGソフトやイラストレーターで描いたレンダリングをプリントアウト。

第7回 コンセプト発表(前編)

今日は、これまでに進めてきているコンセプトとアイデアスケッチ、プロトタイプについて各グループごとに先生やTAと一緒に検討をしました。







【全体的なコメント】
各自スケッチやプロトタイプを作ってきていた点については良いと思いました。
ただ、コンセプトを立てる際にユーザー調査でのことを反映できていないことがよくありました。もっとユーザーとなる被験者の人たちの行動や体験を意識して次のステップへ進めていきましょう。