2012年5月8日火曜日

第2週 テーマ設定・調査計画

【レクチャー】

こんにちは、TAの浅野です。
今日の情報デザイン演習2の様子です。まず始めに安藤先生のレクチャーを受けました。




【IDEO社のデザインプロセス】
■Understanding(安藤先生4つのデザインアプローチの「学ぶ」)
 デザイナーは必ずしも各分野のプロフェッショナルではない。
 最初はある課題に対しての理解が必要。ex)業界雑誌を読んでみるなど...
■Observe
 Understandingで疑問が出た点、もっと知りたい点(Research Question)などをリサーチする。
■Synthesize
 デザインコンセプトにおとしこむ
 観察から得られた情報を統合したり、解決法を考える。
■Visualize
 Synthesizeで出たアイディアが本当に良いのか?などをスケッチなどで視覚化する。
■Realize
 プロトタイピングなどで実践してみる。
■Evaluate
 プロトタイプを使って、評価をする。
■Refine
 評価して出た問題などを改善する。
■Implement
 最終的なデザインを確定する。


※Visualize→Realize→Evaluate→Refine→Implementのプロセスを早い段階で何度も繰り返すことで、良いデザインを生む可能性が高くなる。


【商品開発の3要素】
■ベネフィット・・・ターゲットにとってプラスになること 
■ターゲット・・・誰のためなのか?
■シチュエーション・・・どういう生活場面で起こるのか
⇒この3つをおさえて何を提案するのか?


レクチャーの後は前回決めたグループごとに集まって、作業を行いました。


【グループワーク】
1.各自考えてきたテーマをグループで発表しあう。
2.各自が調べてきた情報を共有し、それぞれのテーマについて、理解を深める。
色々な文献やwebサイトからの情報をプリントして持ってきていました。
3.各自のテーマを決める
→誰が使うか、どこで使うか、その人がどんな魅力を感じるか
4.シャッフルディスカッションをする。
1回目:5分間
2回目:5分間
ふりかえり
1人ずつコメンテーターを派遣し、シャッフルディスカッションを行いました。
コメンテーターの役割の人は、良い所意外にも「もっとこうしたら良いんじゃないか?」とか自分のアイディアも共有してあげると良いと思います、第三者の冷静な意見なのでとても参考になります。
5.ユーザーについて深く理解すべきことや疑問点をはっきりさせ、調査計画を立てる
<来週>
・調査のまとめ方などはグループごとに決めて下さい
・発表の方法は口頭でOK

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